こうくんままのブログ

平成27年8月生まれの次男、こうくんはダウン症。房室中隔欠損症のオペを乗り越え、私達家族を笑顔にしてくれます。あれこれ悩み、立ち止まりつつ、でもにぎやかな我が家の事を書いていきたいです。

出産~告知まで 2

退院して、実家へ帰省。


上の子どもたちは、主人と3人で夕方やって来ては、たくさん甘えて帰っていく。


両親は仕事へ出掛けていくので、昼間の時間は実家に、私とこうくんだけ。


そこから、昼間は誰もいない長い長い間こうくんの顔を覗きこんでは

ダウン症に見える?見えない?


そんな事ばかり考えて、関連するワードをネットで色々とみて過ごしていました。


ただただ告知までの辛く長い時間の幕開けでした。


不安で、たまらず母の前で涙したとき母からかけられた一言は、私を暗闇へ突き落とすような言葉でした。


「だから、子どもは二人でやめとけばいいって言ったじゃない。」


遠回しに、生まなきゃ良かったのに…。


そう言われたような気がして、こうくんをつれて、私はわずか5日で逃げるように実家を後にしました。

産後~告知まで 1

出産してから、日に日に

「あれ?こんなんだったっけ?」と思うことがいくつか…。


誰に似た?


赤ちゃんの皮膚ってこんなに たるたるしてたっけ?


…把握反射が弱い。ずっと寝てる。母乳も出てるのに飲まない、寝てる、ずっと。


泣かない。


そして、主人から「ダウン症じゃないよね?検査してみる?」の一言。

そのときは気にもしなかった夫の言葉。


でも気になって…


その日の夜中、スマホで検索。生まれてすぐは顔つきは特徴がなくても、ダウン症の特徴的な点が、いくつか合致していることに気付き、心臓がバクバクと音をたて始めた。


夜中の2時、メールでは落ち着かず、泣きながら夫に電話。


夫からは「何となく違うよねって思ったけど、心配させたよね。ごめんね、俺の気のせいだよ。」と。


電話を切ってからも、不安は消えず、翌朝、医師に相談。


「心臓に穴が空いてるからといって、必ずダウン症とは限りませんよ。」と言われ、何かモヤモヤとしたものが残りながら、ただただ生まれたばかりの我が子の世話を、ひたすら続ける毎日でした。


お見舞いに来る人も、この子の顔みて、抱っこしても何も言わないし、やっぱり気のせいかな…。違うよね?でも何か気になる、その繰り返しの毎日でした。

あの日のこと 3

あっという間に、妊娠30週。


再び、紹介先の病院でエコー。

胎児の心臓の穴は5ミリに。


予定通り、地元の病院で大丈夫、ただし、退院したらすぐに外来受診をと告げられ帰宅しました。



そして、予定日より3週早い夏の暑い日の夕方、陣痛がやってきました。

3人目なので、10分間隔で病院へ。

もうすぐ会える我が子に、心弾ませながら、痛みに耐え、朝方、無事出産。


初めて見たときは、かわいい‼やっと会えたね✨の気持ちで溢れていました。

この後、日をます毎に、感じる違和感と胸騒ぎ。


この時、これから起こる何かを、私は感じ始めていたのかもしれません。