もって生まれた弱さ、与えられた弱さ
こうきが無事に退院できましたー!
長かったなぁ…。
入院中、「今は、子どもを第一に」と言ってくれた職場に感謝。
入院も長かったから、むかいのベッドの女の子のママとちょっと仲良くなって、他愛もないお話。
女の子は喘息持ちで、頻回に入院しているとのこと。こうきと同じくらいのかわいらしい女の子だった。
酸素吸入してて、足の指に、サーチュレーションのモニターを24時間つけていた。
元気に生まれても、こうやって入院する子も多いのだな…と、ふと思ったりして…。
退院前日の昼下がり、いつもの看護師の巡回。
看護師さんが、「あれ?お母さんいないね。どこ行ったかな…?」って。
むかいのお母さんがいない。
いつもはいるんだけど、その日はいなかった。
女の子はお昼寝してて、すやすや。
看護師さんは、体温とか計って食事量チェックして、なぜか怒ったように、でも、少しあきれたように、3階の窓から下をじっと睨み付けて、去っていった。
私は「?」と気になり、看護師さんの見ていたところを、覗きこんだ。
…あ。タバコ。
だから、この子は、喘息持ちで入退院繰り返してるのか…。
女の子、喘息の発作のたびに、苦しそうだけど、タバコやめようとはならない事情があるんだろうね。
もって生まれた弱さ、与えられた弱さ。
ここは、いろんな弱さが集まる場所。
退院おめでとう😃