目の当たりにした惨状
震源地から、30キロほど南に住んでいるのですが、アパートにいってみると、寝室はこのような惨状。
子どもたちが下敷きになっていたらと思うと、ゾッとします。寝室は家具をおいてはいけません。ほんとです。
一日かけて、洗濯と片付け…。
一番辛いのは、いつ来るかわからない揺れと警告アラーム。健常な子どもでも泣き出します。
昨夜は、近くの総合病院に避難しましたが、そこでも揺れとアラーム…その度に、子どもたちは私にしがみつきます。
避難所の高い天井を見上げて、なにも落ちてきませんようにと祈るばかり。
避難所では、一人ではありません。でも、たくさんの方のスマホや携帯から一斉に警告アラームが鳴り響きます。音と同時に揺れが来ます。
そして、これまでの地震と違うのは、音です。お腹に響くような「ズン」という何とも言えない低い音が、揺れと共に体に響きます。
その度に、胃がきゅっとなり心臓がバクバクし始めます。安全な避難所のはずなのに…。
みんなが公園などに出ていたのは、何かが落ちてくるという恐怖から逃れたかったからなんです。避難所にいても、怖くてたまりません。
あの、「ズン」という音が今もまた響いてます。今夜も眠れそうにありません。