一気読みしそうな予感
1985年に発行されたこの本
「ダウン症の子をもって」
主人が、この本を探していて今日、古本屋で見つけ、やや興奮した様子で帰ってきた。
まだ
知的障害という言葉はなく、精神薄弱という言葉が当たり前に使われていた頃、ダウン症は蒙古症と呼ばれて、治療のすべはなく、長くは生きられないと告げる医師。
現代のように、情報やネット社会ではない環境の中、ダウン症の我が子と向き合い、親としての思いを綴っているこの本。
時代は変わっても、親の心は変わらないのだと言うことを、そして、もう、数十年前に書かれたこの本が、時を越えて語りかけてくるたくさんの言葉に「そうそう、わかる」と呟いてしまう。
まだ、読みはじめの入り口だけど、読み終わったときに見える景色が今と違ってるに違いないって予感がする。